第6回フォーラム
オープンソースEDAフォーラム(第6回)のご案内
■開催日時
12/11(水)13:00 ~ 17:30 フォーラム (受付:12:00~)
17:45 ~ 18:30 懇親会
■開催場所
福岡システムLSI総合開発センター(2階:B会議室)とオンラインのハイブリッド開催
会場地図<https://www.ist.or.jp/foundation/access>
■参加申し込み方法
以下のURLより12月9日(月)午前中までにお申込みください。
■フォーラムのプログラム
13:00 - 13:15 イントロダクション
ご挨拶
主催者 オープンソースEDA研究会 会長:松永 裕介
共催者 公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団 主幹:江藤 文香
13:20 - 13:35
講演者: オープンソースEDA研究会 運営委員/ 松永 多苗子 (現地発表)
講演タイトル: 国内EDA研究者の紹介
講演概要: 国内の大学において,EDA(特に論理・レイアウト設計)を専門分野としている研究者の方々を紹介します.
13:40 - 14:15
講演者 有明高専/ 石川 洋平 (現地発表 予定)
講演タイトル:サーキットデザイン教育が切り拓くオープンソースEDAの可能性
講演概要: 性別や年代を超えて、誰もがマイICチップを設計できる環境の提供を目指した「サーキットデザイン教育」の革新性についてご紹介します。
我々の取り組みは、半導体設計人材育成の裾野を広げる「公教育へのアプローチ」と標榜しており、未来を描くオープンソースEDAへの
期待と繋がりについてもお話させていただきます。
14:30 - 14:45
講演者 株式会社テックイデア/ 松澤 昭 (現地発表)
講演タイトル: テックイデアの会社説明とソフトウエアアナログの今後
講演概要: 株式会社テックイデアでは活動の一つとしてプログラムによりアナログ設計を行うソフトウエアアナログ技術の
開発を進めている。
本講演においてはテックイデア社のご紹介と,ソフトウエアアナログ技術の狙いと、今後の取り組みについて 簡単に述べる。
14:50 - 15:25
講演者 株式会社テックイデア / 諏佐 秀哉 (オンライン発表)
講演タイトル: ソフトウエアアナログの設計環境の構築
講演概要: ソフトウエアアナログの設計環境を構築するうえで、工夫した点。
(1)CADENCE の設計環境をマクロ化して、回路図、レイアウトをコマンドで作成できるようにした。このマクロは、Synopsys製ツールなどに容易に移植できるよう考慮されている。
(2)関数化することで、一度描画した絵から、座標を取り出せるようにすることで、プログラムを簡略化した。
(3)プロセスチェンジを用意することで、一度、作成したプログラムは他のプログラムでもそのまま使用できるように工夫した。
(4)DRC、LVSを追加することで、プログラムバグを簡単に見つけられるような工夫をした。
(5)プラットフォームにSWAを追加して、RDAC,SAR ADCを選び、仕様を与えると、回路図、レイアウト図を生成できるようにした。
15:30 - 15:55
講演者 株式会社テックイデア / 菅原 光俊 (オンライン発表)
講演タイトル: ソフトウエアアナログの設計例(RDAC)
講演概要: 回路/レイアウトのトポロジーや各種定数を可変とするレイアウトを実現すべく、レイアウト記述言語"SoftWare Analog"を開発した。
抵抗型DA変換器(RDAC)ではbit数、R-2R部bit数、トランジスタ耐圧組合せ、L, W, 抵抗値等を、1本のレイアウト内で任意に選択し、従来と同形式のレイアウトを自動生成する。
ここまで来ると、RDACレイアウトの自動設計プログラムと言える。
レイアウトグラフィクエディタ操作より簡単な、そのレイアウト記述例を紹介する。
16:00 - 16:25
講演者 株式会社テックイデア・東京科学大学非常勤講師 / 盛 健次 (オンライン発表)
講演タイトル: ソフトウエアアナログの設計例(SAR ADCのコンパレータ)
講演概要: ソフトウエアアナログの設計環境を使って、実際に、SAR ADCのコンパレータで実施した設計例を説明する。
特に、コンパレータは、アレイ配置配線、アレイ配線関数を使うとプログラムが簡略化され、他の人が見ても
分かり易くなるので、オペアンプなどのようにアレー構造のレイアウトを設計するのに利用できる。
16:40 - 17:20
講演者 東京大学 / 門本 淳一郎 (オンライン発表)
講演タイトル: オープンソースEDAと機械学習
講演概要: オープンソースEDAツールの研究開発が進むにつれ、それに対する機械学習手法の適用も活発化している。
オープンソースEDAツールはアクセス制限がなく、学術研究において自由に利用できる。また、ツールを用いて生成される
データは機械学習モデルの学習データとして活用可能である。
さらに、ソースコードが公開されていることにより、機械学習ベースの最適化手法をEDAツールへと容易に統合できる。
本講演では、オープンソースEDAツールおよび、それを活用したEDA向け機械学習手法の研究開発の最新事例について、
講演者自身の取り組みも交えながら紹介する。
■懇親会
時間:17:45 - 18:30 頃
場所: ふくおかIST4階の交流サロンで実施します。参加費無料。
<懇親会中>
LT:募集★
※ 懇親会場でのライトニングトークは、当日でも受け付けます。
■主催:オープンソースEDA研究会
共催:公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団
(2024年11月25日発行)