開催日時
2023年 6月26日(月)14:30ー16:30 フォーラム
17:00:18:30頃 懇親会
開催場所
オンサイト(ふくおかISTのB会議室:2階)とオンラインのハイブリッド開催
会場地図<https://www.ist.or.jp/foundation/access>
参加申し込み方法
以下のURLより6月23日(金)午前中までにお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfw5iU-nkaranQu-78_ttzXGKbwrp2UCgfVorcj9vz9SNdLKw/viewform
フォーラムのプログラム
14:30ー15:00 イントロダクション
ご挨拶
主催者(ロジックリサーチ土屋社長)挨拶
共催者(ふくおかIST 江藤主幹)挨拶
来賓 九州大学井上教授 祝辞
発表
「2023年度のオープンソースEDA運営について」ふくおかIST 森 昭人
「ふくおかISTのEDAサーバの現状と今後の運用について」アナジックス 森山誠二郎
「スタンダードセルの開発」ロジックリサーチ 松田 誠宙
概要: 中小規模向のファブはスタンダードセルが用意されていないので、
0.5um~1.0umプロセスをターゲットとしてデバイス試作を行い、
西澤先生のLIB生成ツールの抽出情報(遅延、消費電力)と実デバイス
での計測結果を比較確認する計画を紹介します。
15:00ー15:30 オープンソースEDAによる設計実績
講演者 株式会社 日出ハイテック LSI設計部 柳井 貴雅
講演タイトル: オープンソースEDAを使用したアナログIC設計
講演概要: ロジック・リサーチ様からのご依頼で国内ファブを対象としたアナログ
ICの設計をオープンソースEDAにて行いました。オープンソースEDA
の導入環境や回路設計、レイアウト設計を実施した手順とその際に明確
になった課題についてご説明します。
15:30-16:00 オープンなデジタルスタンダードセル開発
講演者 早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 講師 西澤真一
講演タイトル: オープンソースライブラリキャラクタライザの開発
講演概要: オープンソースEDAを活用したオープンソース集積回路設計が活性化
している。自作のスタンダードセルをデジタル回路設計に導入するた
めには、スタンダードセルの遅延情報および電力情報のライブラリが
必要があるが、人手によるシミュレーション実施とライブラリ作成を
する事は困難である。我々が開発しているオープンソースのキャラク
タライザによってスタンダードセルのタイミング特性および電力特性
の自動抽出を実現し、設計者が設計したセルライブラリを利用した
デジタル回路設計を可能にする。
16:00-16:30 オープンハードウェア開発事例
講演者 株式会社アナジックス 代表取締役 森山 誠二郎
講演タイトル:「レガシープロセスを使ったオープンハードウェアIP開発事例」
講演概要: オープンソースEDAを使うのはオープンハードウェア(少量多品種の
LSI開発)のためです。プリント基板で実現されている製品をカスタム
LSI化する場合を想定すると、部品(IP)の調達が難問です。オンライン
で公開されたIPの解説本を参考にいくつかのIPを試作しました。国内の
レガシーなファブを活用するためのオープンPDK方式によるPDK開
発についても紹介します。
https://discord.com/channels/753405627564294176/932209975558832128/1116639421098381352