■開催日時
2025年11月26日(水) 13:00 ~ 17:15 フォーラム (受付:12:00~)
17:30 ~ 18:45 懇親会
■開催場所
福岡システムLSI総合開発センター(2階:B会議室)とオンラインのハイブリッド開催
会場地図<https://www.ist.or.jp/foundation/access>
★アンケートのお願い★
フォーラムを聴講された方は,アンケートに回答いただけると幸いです.
https://forms.gle/LE4uWTNKmwPX1qnE7
■フォーラムのプログラム
13:00 - 13:10 イントロダクション
ご挨拶 主催者 オープンソースEDA研究会 会長:松永 裕介
運営委員からのお知らせ
13:10 - 13:55
講演者: 京都工芸繊維大学 新谷 道広 (オンライン発表)
講演タイトル: デバイス多様性時代におけるモデリング実践知とオープンソースEDAへの期待
講演概要:
ムーアの法則による量的拡大の時代から、計算の質的革新を支える多様なデバイスが登場している。一方、それらに対応するコンパクトモデルの不在は、回路設計の現場における大きな障壁となっている。 本講演では、極低温CMOSやSiC、メモリスタ等を対象に、実測・機械学習・Verilog-A実装によるモデリング実践知を紹介し、オープンソースEDAとの連携可能性を展望する。
14:10 - 14:55
講演者:シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 田中智彰
講演タイトル:シチズンプロセスの紹介とOSS-EDAへの取り組み(仮)
講演概要:
時計製品とともに歩んできた自社開発ICの歴史とプロセスについて紹介し、今後のオープンソースEDAを活用した製造受託への取り組みについてお話しします(仮)
15:05 - 15:50
講演者:株式会社 ロジック・リサーチ 土屋 忠明 (オンライン発表)
講演タイトル:ロジックリサーチにおけるオープンソースEDAへのかかわりと利用例
講演概要:
ファブレス半導体メーカーであるロジックリサーチでオープンソースEDAの利用を考えたきっかけと実現までの試行錯誤と直近の利用例を説明します。
16:00 - 17:15 ライトニングトーク
北九州半導体ネットワークの取組について
講演者:川崎 哲生(公益財団法人北九州産業学術推進機構)
北九州半導体ネットワークの取組み及び講座の紹介
福岡半導体リスキリングセンターのオープンソースEDA関連講座のご紹介
講演者:深谷 輝之(公益財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団 産業技術イノベーション部)
当センターでは開設以来、半導体を作る・使うの観点から演習に特徴ある約70講座を提供しています。今回、新たに開発した『オープンソースEDAによるアナログIC設計演習 回路編・レイアウト編』について紹介させて頂きます。
IEEE SSCS TC-OSE の活動状況 (オンライン発表)
講演者:土谷 亮(滋賀県立大学)
オープンソースEDAに関する海外での活動動向として、IEEE SSCS TC-OSE の活動を紹介する。
教育機関への支援の取組とKLayoutとSXとの連携構想 (オンライン発表)
講演者:三浦 一広(株式会社ジーダット)
1)ジーダットの会社紹介、教育機関へのSXラインス提供の支援状況のご紹介、2)KLayout Pcell ,DRC,LVS(KLayout PDK)を使用したSXとの連携構想をご紹介いたします。
1週間でできるミニマルファブCMOS LSI製造をアルバイトに (オンライン発表)
講演者:長谷川 達也(東海大学大学院 情報通信学研究科 情報通信学専攻 福原研究室)
福原研の学生の自主活動として、CMOS LSI製造体験を紹介します。
ミニマルファブは、1週間でLSIを1個から作ることのできる世界に類のないシステムです。
現在、お台場のラボでプロセス安定化のためのウェーハ試作に取り組んでおり、シャトルサービスの開始を目指しています。
ミニマルファブCMOS LSI社会実装のためのコンソーシアム構想
講演者:森山 誠二郎(㈱アナジックス/ミニマルファブ推進機構)
ミニマルファブ推進機構では、ミニマルファブCMOS LSIの実用化を加速し、あわせて設計人材の育成に貢献すべく、LSI設計者とその予備軍を対象としたミニマルファブ・アーリーアダプタプログラム(MEAP)を実施します。
半導体設計教育の必要性が叫ばれる昨今、座学だけでは真の設計技術は身につきません。LSI設計において最も重要なのは、設計、製造、評価、そして失敗の体験を繰り返すことです。これを可能にするのは、1週間でCMOS LSIを製造できるミニマルファブだけです。現在、CMOS LSI実用化のため、製造装置と製造プロセスの安定化に向けた大量のウェーハ試作を鋭意実施しています。MEAPは、この貴重な機会を最大限に活用する、LSI設計教育のためのプログラムです。対象は、ミニマルファブ推進機構のメンバー限定ですが、今後、外部の皆様にも対象を広げるためのコンソーシアムを構想中です。
NDAフリーPDKの現在地 (オンライン発表)
講演者:髙橋克己(AIST Solutions/OpenSUSI)
東海理化様のNDAフリーPDKの概要と九州大学との取り組みと今後の展望に関してご紹介します。
■懇親会
時間:17:30 - 18:45
場所: ふくおかIST4階の交流サロンで実施します。参加費無料
■主催:オープンソースEDA研究会
共催:公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団
(2025年11月5日発行、11月27日更新)